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なぜインフルエンサーマーケティングが重要になったのか?

「インフルエンサーマーケティング」、あるいはインフルエンサー」という言葉は、

ビジネスの世界でもよく効かれる一般的なキーワードとなりました。

スマートフォンがあらゆる人の手に渡り、SNSが生活に深く浸透してきたことから、SNS上でのマーケティング手段が発達することは自然な流れと言えます。

しかしそれ以上に、インフルエンサーマーケティングは企業にとっての「ある問題の解決」につながっていました。

Webマーケティングの問題点

インフルエンサーマーケティングを企業が採用する根本的な理由は、消費者や顧客との関係性の構築にあります。

これまでのマーケティングは企業と消費者、企業と顧客となる企業に対して行われることがほとんどで、メディアでの露出や広告といった手段が用いられてきました。またWebの発達で、自社による情報発信手段である「オウンドメディア」が成立したり、企業自身もSNSで積極的に情報発信を行い、顧客とコミュニケーションを取れるようになりました。

消費者・顧客と企業が直接情報をやり取りするようになったことは、企業にとってはコミュニケーション、ブランドのコントロール、そしてなによりコストの面で喜ばしいことでした。

その一方で企業が気づいた問題点は、消費者や顧客といった情報の受け手の「姿勢」でした。

売り手が直接、商品やサービスについて語りかけること、つまり自己宣伝に傾倒するブランドに対しては、一般的に人々は懐疑的になってしまいます。

本当にそうなのか?誰がそう言ったのか?実際のデータはあるのか?もちろん研究や調査で裏付けを行うこともできますが、それも含めて、自己宣伝の一部と見なされてしまうと、客観性を持った情報とみてもらえなくなってしまいます。

問題解決としてのインフルエンサーマーケティング

そのため、企業やブランドは、消費者や顧客に信頼感を持って情報を受け取ってもらうために、「第三者の声」を求めるようになりました。

その第三者こそが「インフルエンサー」あり、その協力を仰いで実現するのが「インフルエンサーマーケティング」なのです。

インフルエンサーは、自分の商品やサービス、ブランドに関連がある、ニッチな分野で深い知識や経験を持ち合わせます。多くの場合、大小問わず、熱心なフォロワーを抱えています。同時に、インフルエンサーも、企業にとっての消費者・顧客なのです。そのため、フォロワーを含む他の消費者・顧客に対して一定の影響力を与え、購買などの行動への動機付けを与える存在です。

マーケティングの目的に応じて、インフルエンサーと協力することで、あらたな顧客に対するアプローチを発見したり、商品やサービスそのものを作り出すプロトタイピングを行ったり、SNS上でのコラボレーションを他の消費者・顧客に見てもらうといった活動を行っていきます。これらを通じて、企業やブランドは、マーケティングにインフルエンサーの第三者視点を加えるだけでなく、インフルエンサーが抱えるファンとのつながりを獲得していくことができるようになるのです。

では、インフルエンサーマーケティングには、どんな効果があるのでしょうか。次の記事で解き明かします。

参考:
[https://grin.co/blog/why-influencer-marketing/] [https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/202209/sns-pr-strategy/024496.php]