2025年の「旅行」にはどんなトレンドがあるのか。どんな流行の兆しがあるのか。
トレンドに敏感で、時には流行を作る役割も担うインフルエンサーにアンケートで聞く『インフルエンサー大調査』今回は2025年の旅行について聞いてみました。
インフルエンサー総研では、INFRECTのフォロワ−5000人以上のインフルエンサーを対象としたアンケート調査サービス「KIZUKEY」を用いて、今年の旅行について大調査しました。
円安の影響で海外旅行を敬遠しているのはインフルエンサーも同じ。では、国内旅行にはどんなトレンドがあるのか、調査から掘り下げました。
国内旅行、人気の行き先は?

インフルエンサーに聞いた、国内旅行の行き先トップ3は下記の通りでした。
1位 北海道(12%) 2位 沖縄(10%) 3位 京都(4%)
インフルエンサー大調査の自由記述を見ると、広大な北海道は、1度の旅行だけではなかなか回りきれず、何回かに分けて訪れるという特徴が見られます。
加えて、「まとまった休みにクルマで北海道中を巡りたい」「夏、冬で全く異なる表情を見せる北の大地を体感したい」といった旅行先としての奥深さが見られました。
また、九州や四国では複数の県を巡る”エリア観光”というスタイルが好まれ、クルマや電車で自由に移動しながら旅の気分を盛り上げたい、とのアイデアが光ります。
国内旅行の目的は?
国内旅行の目的について、インフルエンサーに自由記述で聞いてみました。
半数の方が上げていたのが、「グルメや郷土料理」。日本各地にはまだまだ食べたことがない美味しいものがたくさんあり、その土地にしかない名産品や名物は、国内旅行の大きな動機になっていました。
中には「ラーメン」という特定のグルメを挙げるインフルエンサーもいました。
また日本ならではの楽しみとしては「温泉」。こちらも太古の昔から、日本で人気のある旅行の目的となっており、順当な結果と言えます。
その上で、インフルエンサーらしさが光った目的は「自然」。
自然が作り出す風景は旅の醍醐味とも言えますが、雄大な景色、山から見下ろす地形、谷や川などの複雑な造形など、「絶景」を見に行きたい、写真に撮りたい、といった目的にフォーカスされている点は、インフルエンサーならではと言えるのではないでしょうか。
そうした中で、淡路島、知床五湖、富良野、トマムの雲海、熊野古道といった具体的な場所や景色の名前が挙げられていました。