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推しのコラボをきっかけでファンになる「推し消費」の実態とは?

Tug of war competition between man and woman. Married couple pulls rope. Vector flat illustration of rivalry, conflict in family about household and relationships
「推し」とは、単に好きと言うだけでなく、より強く支持していたり、憧れの気持ちなどが入り交じった、とても強い感情を表す言葉です。より積極的に応援したい、自分にできる支援を惜しみなくしたい、といった行動は、2020年代のおさえべきトレンドとも言えます。 「Oshimoa」が実施した、推し活女子の消費の実態についてご紹介します。

推しと消費の関係を調査

推しが推したコラボ商品は9割以上の人が購入する

自分の推しが広告に起用されたり、SNSマーケティングでインフルエンサーとしてコラボしている商品やサービスについては、9割もの女性が購入したことがある、と答えています。 購入理由は「その商品に推しが関連しているから」となっており、推しと関わりがある商品を買おう、という意思決定をしていることが分かります。 コラボ経験がないニッチのジャンルを推しているとしても、短期的な広告効果によって、推し活消費を押すことができると考えられる層です。

推しが登場する過去の広告やコラボもきっかけに

推しが登場する広告やコラボレーションについて、現在進行形のものだけでなく、過去の広告やコラボレーションであっても、推し活消費を喚起できることが分かります。短期的な効果に加えて、中長期的な「印象」を、推し活をしている人に伝えることができるといえるでしょう。 ただし、二次元推しと三次元推しで、過去の広告やコラボレーションの効果が異なっている点に注目です。二次元推しはグッズやコラボ商品などの限定感が強いものが多く、過去のキャンペーンでは消費につながらない点が原因としてあげられます。

推し活きっかけで愛用・リピートも

推しが商品やキャンペーンに関わることで、消費を喚起することができる事が分かってきましたが、それだけではありません。短期的、中長期的な推し活の効果に加えて、推しとの関わりで商品を知ってから、その商品を愛用したり、リピートしたりする経験も、全体で2/3、三次元推しでは7割の人が経験しています。 推しの広告やコラボレーションがきっかけとなって、魅力的な商品を知ることで、引き続き推し活消費が継続していくことがわかります。

推しを感じられることがより大切

推し活消費についての別の側面として、広告やコラボレーションだけでなく、推しを感じられることで消費を行っている点が挙げられます。例えばメンバーのカラーであったり、新しいアルバムとマッチしている色やデザインも、そうした推し活消費の対象になっていることが分かります。

まとめ:長期的なマーケティングの中での推し活消費作りが必要

推し活消費で、広告やコラボレーションが喜ばれる商品のジャンルとしては、より価格が手頃で購入頻度も高まる食品や飲料、身につけることを前提としてコスメやアクセサリー、アパレルなどが挙げられます。 また、キャンペーンがリアルタイムで走っているときだけでなく、過去のキャンペーンの影響や、キャンペーンをきっかけとして商品を知り、商品自体のファンになるなど、推し活消費が一時的なものではないことも分かってきました。 広告やコラボレーションは、「知るきっかけ」「ファンを楽しませる取り組み」ではありますが、そうして知ってもらった人たちに対してより長く、自社商品やサービスも推してもらえるようにすることが重要かも知れません。 参考: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000122459.html