インフルエンサーマーケティングを自社で行うのは、簡単なことではありません。
- 目標やターゲットを決める
- インフルエンサーを探す
- 拡散する媒体を選ぶ
- 効果測定をする
自社で取り組む場合、上記のようなステップを踏むことになります。
しかし、ノウハウがない状態で全てのステップを自社で行うと、資金をムダにしてしまったりスピーディーに計画が進まないことが多々あります。
そこで頼りになるのが、インフルエンサーマーケティング会社。
インフルエンサーマーケティング会社は、幅広い人脈と豊富なノウハウを生かして手厚いサポートをしてくれます。
そのため、自社のみで取り組むよりも迷いなく効率的に、インフルエンサーマーケティングにチャレンジすることができるようになるのです。
今回の記事は、インフルエンサーマーケティング会社の基礎知識から、選ぶ際のポイントまで徹底的に解説をします。
さらに、インフルエンサーマーケティング会社は数多くあり、選ぶ際に迷ってしまうので、厳選に厳選を重ねた「6つのおすすめの会社」を、ご紹介したいと思います。
ぜひ最後まで、この記事を読んでください。
Contents
インフルエンサーマーケティング会社とは何か?
インフルエンサーマーケティング会社とは、インフルエンサーのキャスティングから実際の展開方法の企画までをサポートしてくれる会社のことです。
そもそもインフルエンサーマーケティングとは、SNSを中心としたソーシャルメディアで活躍するインフルエンサーに「商品やサービス」を紹介してもらい、認知拡大や購買につなげるマーケティング手法のことです。
インフルエンサーマーケティングの基本的な進め方は以下の通り。
- 目標やターゲットを決める
- インフルエンサーを探す
- 拡散する媒体を選ぶ
- 効果測定をする
この中でも特に大変なのが「インフルエンサーを探す」ことです。
インフルエンサーマーケティングとは「フォロワーの多い人に依頼すれば、それで上手くいく」というほど単純なものではありません。
「自社のカラーと合った人、自社のターゲット層と同じ層のファンを抱えていること、きちんと仕事をしてくれること」などなど、マッチングが非常に重要です。
「インフルエンサーの力で多くの人に宣伝できたのは良いけど、まったくCVには繋がってないよ」なんてことは多々あります。
自社でインフルエンサーのキャスティングをした場合、調査には時間もかかりますしリアルにインフルエンサーとの関りはないため、ミスマッチは起こりやすいです。
このミスマッチの可能性を限りなく低くしてくれるのが、インフルエンサーマーケティング会社です。
インフルエンサーマーケティング会社は、既にインフルエンサーと関わりがあるので、自社で調べるよりも「もっと踏み込んだインフルエンサーの情報」を手にすることが可能です。
インフルエンサーマーケティング会社の中では、厳格な基準を持って自信を持って紹介できるインフルエンサー以外とは、契約しないこだわりのある会社もあります。
インフルエンサーマーケティングとは、とにかく多くのインフルエンサーと関わり「自社との相性」を確かめるのが重要です。
そのため、インフルエンサーマーケティング初参入の企業や経験の浅い企業ほど、インフルエンサーマーケティング会社の力を借りるべきと言えるでしょう。
インフルエンサーマーケティング会社のメリット
インフルエンサーマーケティング会社のメリットは以下の通りです。
- インフルエンサー、キャスティングの効率化
- 運用やスケジュール管理の効率化
- 効果的な計画と分析
順番に解説します。
インフルエンサー、キャスティングの効率化
インフルエンサーマーケティング会社では、キャスティングの効率化を望めます。
インフルエンサーマーケティング最大のネックは、キャスティングです。
無数にいるインフルエンサーの中から、自社と上手くマッチする人を選びだし、より良い関係を築いてコンテンツを作らないといけません。
これは膨大な時間が必要なことです。
そして、インフルエンサーの普段の投稿をチェックしたり、ファンの年齢層やファンの趣味趣向を調べるなど、そのような調査は表層的な話。
究極的には一緒に仕事をしてみないと、自社とインフルエンサーとの相性は分からないのが現実です。
そこで、頼りになるのがインフルエンサーマーケティング会社。
インフルエンサーマーケティング企業は、常にインフルエンサーをリサーチして関りを持っています。
そのためインフルエンサーマーケティング会社には、膨大なデータの中から自社にピッタリのインフルエンサーを探し出せる「独自のインフルエンサー検索ツール」を提供してるとこが多々あります。
さらに自社の応募条件を載せるだけで、契約してるインフルエンサーから応募が集まってくる「インフルエンサーとのマッチングプラットフォーム」を持っているとこもあります。
これまでに何度もインフルエンサーと仕事をして経験のある企業なら問題ありませんが、経験が浅かったり、これからインフルエンサーマーケティング初参入の企業は、間違いなくプロの手に委ねる方がメリットは大きいです。
運用やスケジュール管理の効率化
インフルエンサーマーケティング会社では、SNSの運用やスケジュールの効率化を計ることが可能になります。
例えば、インフルエンサーマーケティングの施策は以下のようなものがあります。
- SNSや動画の投稿
- ギフティング
- ライブ配信
- 訪問
SNSや動画の投稿とは「インフルエンサーに商品の使用方法や感想を投稿してもらうこと」です。
ギフティングとは「インフルエンサーに訴求対象の商品を提供し、使用感や魅力をアピールしてもらうこと」です。
ライブ配信とは「ライブ配信により、視聴者とのやり取りを交えながら商品の訴求をすること」です。
訪問とは「実店舗への来店、イベントの参加を通して集客・購買につなげること」です。
このように、インフルエンサーマーケティングには、色々な施策があるわけですが、1つの施策しかないパターンは稀だと思います。
たいてい「SNSや動画の投稿をしながら、ライブ配信もする」など複数の施策を展開して効果を確かめるはずです。
複数の施策に取り組むとなると、運用が大変になりますし、スケジュール管理も煩雑になります。
特にギフティング商品の「発送管理」や「報酬支払処理」などの「事務手続き」は自社のみでやろうと思うと「どのサービスを使うか?」など手間も増えていきます。
そこで、インフルエンサーマーケティング会社では、インフルエンサーとのメッセージのやり取りやスケジュール、投稿内容を一元管理するツールを用意しています。
またギフティング商品の発送管理や報酬支払処理などの事務手続きを代行するサービスも用意してるところもあります。
さらにSNSの運用そのものの運用代行をしているところもあります。
このように「効率性」を重視するなら間違いなくインフルエンサーマーケティング会社の力を借りるべきと言えるでしょう。
効果的な計画と分析
インフルエンサーマーケティング会社では、SNSや動画などの運用の「効果的な分析」などが期待できます。
インフルエンサーマーケティング会社では、競合アカウントの分析やハッシュタグの分析など、自社が目的を達成する上で重要な「分析ツール」を用意しています。
またインフルエンサーマーケティング会社では、専門スタッフによるアドバイスも受けることが可能です。
競合分析などは自社でやるとなると非常に大変で、競合が強すぎるところで勝負をしても勝率は悪いです。
勝負に入る前に、自社と競合の力関係の把握は必須で、十分に時間をかけて慎重に競合分析をしないと「後で泣きを見る羽目になる可能性」は高いです。
インフルエンサーマーケティングの経験が豊富な企業なら、インフルエンサーマーケティング会社の力を借りる必要はありません。
しかし「適切に計画を練って、コンテンツを作って世に出したら、きちんと分析をして改善をする、そして次に繋げる」こういった意識は、なかなか経験がないと持てないものです。
そのため、インフルエンサーマーケティングの経験が浅い企業や初参入の企業は、経験豊富なインフルエンサーマーケテイング会社のツールを利用するのがベストです。
またインフルエンサーマーケティング会社の専門スタッフのサポートを受けながら、インフルエンサーマーケティングに取り組むのが、インフルエンサーマーケティングの経験が浅い企業や初参入の企業にとってはベターと言えます。
インフルエンサーマーケティング会社、知っておくべき4つのタイプ
インフルエンサーマーケティング会社は、以下4つのタイプがあります。
- インフルエンサーとのマッチングに特化したタイプ
- インフルエンサーの選定に特化したタイプ
- プラットフォーム提供タイプ
- SNS運用支援タイプ
- ジャンル特化タイプ
順番に解説します。
①インフルエンサーとのマッチングに特化したタイプ
インフルエンサーとのマッチングに特化したタイプとは、依頼企業とインフルエンサーのマッチングを特に重視した会社です。
このタイプの会社は「フォロワー数万人、炎上経験は少ない、化粧品特化型」など、厳しい審査を受けたインフルエンサーを抱えている場合が多いです。
そのため、インフルエンサーの質に関しては期待値が高く、上手く自社が求めるインフルエンサーとマッチングできる可能性が高いです。
費用はそれなりにかかりますが、インフルエンサーとのマッチングを重視するなら、間違いなくこのタイプの会社を選ぶと大きな成果が期待できます。
②インフルエンサーの選定に特化したタイプ
インフルエンサーの選定に特化したタイプとは、膨大なインフルエンサーのデータを元に、より自社にマッチしたインフルエンサーを紹介してくれる会社です。
このタイプの会社は膨大なデータを元に、フォロワーの伸び率やフォロワーのリアクションなど、あらゆる角度から分析を行います。
過去にインフルエンサーマーケティングに取り組んだことがある企業や、他のインフルエンサーマーケティング会社に依頼をしたことがあるような、インフルエンサーマーケティング経験企業に特におすすめです。
過去にインフルエンサーマーケティングに取り組んだ経験があるのなら、その時の成功や失敗の体験があり、データがあると思います。
そのため、過去との比較が可能なので膨大なデータを元に、より正確な分析が可能になるのです。
既にインフルエンサーマーケティングの経験がある企業は、基本的なことは良く分かっているわけで、知りたいのは「どう改善したら上手くいくのか?」など、基礎から一歩踏み込んだ情報のはずです。
ワンランク上の、インフルエンサーマーケティングに取り組みたい企業は、この「インフルエンサーマーケティングの選定に特化したタイプ」を選ぶと良いでしょう。
③プラットフォーム提供タイプ
プラットフォーム提供タイプとは、依頼企業がインフルエンサーマーケティング会社のプラットフォームに登録してるインフルエンサーを選ぶ形式のことです。
「インフルエンサーの検索、コンタクト、運用管理、分析」までプラットフォーム内で完結できます。
このプラットフォーム提供型も、インフルエンサーの選定に特化したタイプと同様に経験企業向けですが、手厚いコンサルティングサービスなどはあまりなく、コストが低く自分達の裁量を活かせるタイプと言えます。
インフルエンサーの検索や専門スタッフのサポート、報酬支払いの代行などのサービスがありますが、主軸はあくまで自分たちの能力であり自分たちの判断力です。
そのため、インフルエンサーマーケティングの経験があり、ある程度手法が確立している企業に特におすすめとなります。
コストが安いので、インフルエンサーマーケティング初心者の企業が飛びつきがちですが「未経験の企業にとっては1番難しいタイプ」なので注意をしてください。
あくまで経験者向け。インフルエンサーマーケティングの経験があり、ある程度手法が確立している企業のみが使うべきタイプです。
④SNS運用支援タイプ
SNS運用支援タイプとは、SNS運用における戦略立案から、インフルエンサーのキャスティングや事務連絡、実際の運用やコンテンツ作成までを支援するタイプのことです。
SNS運用支援タイプは、ファッションで言うなら全身おまかせコーデと同じで、初めてインフルエンサーマーケティングに取り組む企業におすすめのタイプです。
インフルエンサーマーケティングは、ただ企画をしてフォロワーの多いインフルエンサーに依頼をして、コンテンツを作れば良いわけではありません。
自社のCVに繋がるような企画を立案して、自社のカラーとマッチしたインフルエンサーを選定して、そのインフルエンサーと上手くコミュニケーションを取り、良質なコンテンツを作り、きちんと効果測定をして次に繋げないといけません。
インフルエンサーマーケティングには、いろいろなステップがありますが、ひとつひとつ専門の知識が必要ですし、熱量を持って取り組まないといけません。
コストのことを考えると「安く済ませたい」と考える人は多いとは思いますが、最前線のプロのやり方に触れないと、何も吸収できないままインフルエンサーマーケティングで空振りばかりを繰り返すことになりかねません。
そのためインフルエンサー初心者企業やこれまで独学でインフルエンサーマーケティングに取り組んできて「何が良いのか悪いのか分からない」なんて企業は、ぜひこのSNS運用支援タイプを1度利用してみてください。
それなりの授業料はかかりますが、独自に学んで体験していくよりも、多くのことが学べます。
⑤ジャンル特化タイプ
ジャンル特化タイプとは「化粧品、ゲーム、飲食」など、いくつかジャンルがある内の、どれか1つに特化したインフルエンサーマーケティング会社です。
ジャンルによって、難易度は違いますし独自の慣習すらあります。
例えば飲食店紹介動画などの場合は、料理の魅せ方やインフルエンサーの食べ方ひとつで炎上に繋がってしまうことがあります。
ジャンルによって世界観が違い、長くそのジャンルと関わっていないと見えてこない部分は多々あります。
インフルエンサーマーケティング会社は、あくまで依頼企業とインフルエンサーの仲介役で、ジャンル別の具体的な戦略についてはインフルエンサー本人と相談すべきです。
しかし、企画からSNS運用まで総合的にディレクションをしてもらう場合は、自社のジャンルとマッチして、そのジャンルに特化したインフルエンサーマーケティング会社を選ぶ方が安心なのは間違いありません。
ジャンルだけではなく、Instagram(インスタグラム)に特化していたりTikTok(ティックトック)に特化していたり、媒体別に特化した会社も多々あります。
会社とは資金も有限であり人材も有限です。全てのジャンルを網羅してるのが理想ですが、現実的には特化タイプの会社の方が、そのジャンルや媒体に時間もお金もエネルギーも投入してる分、多くのノウハウを持っています。
1度インフルエンサーマーケティングに参入して上手くいかなかったり、特定の媒体で弱い場合は、このジャンル特化型のインフルエンサーマーケティング会社を利用するのは、良い結果を生む可能性は高いです。
インフルエンサーマーケティング会社、費用の目安
インフルエンサーマーケティング会社の費用の目安を、タイプ別に以下で紹介します。
インフルエンサーとのマッチングに特化したタイプ
インフルエンサーとのマッチングに特化したタイプは、月額4万〜10万円ほどのサービスが多く、中には月額が存在せず「支払い手数料の20%を頂く」といったものまで存在します。
コンサルティングサービスがある会社ほど、高額になる仕組みですが、費用としては月額10万円を超えないものが多く、それほど高くはありません。
インフルエンサーの選定に特化したタイプ
インフルエンサーの選定に特化したタイプは、依頼ごとに費用が発生する場合が多く「フォロワー数×1円〜4円」などが目安になります。
インフルエンサーの登録も多く、膨大なデータも存在するため、自社の状況を良く理解した上で「インフルエンサーの選定に特化したタイプ」の会社を選べば、最適なインフルエンサーと出会える可能性は高いです。
プラットフォーム提供タイプ
プラットフォーム提供タイプは、だいたい月額5万円〜10万円の費用が目安です。
手厚いコンサルティングサービスは期待できませんが「インフルエンサーの検索、コンタクト、運用管理、分析」までプラットフォーム内で完結でき、モデルのキャスティングやスタジオの手配、撮影に必要な人員や機材まで揃えて、専門スタッフのサポートまであるサービスもあります。
基本的に安価で知識と経験が求められるのが、このプラットフォーム提供タイプですが、良いサービスを展開してる会社は多々あります。
インフルエンサーマーケティング経験企業にとっては、安価で嬉しいサービスを展開してるのが、このプラットフォーム提供タイプと言えるでしょう。
SNS運用支援タイプ
SNS運用支援タイプの費用は「要見積もり」のところが非常に多いです。
なぜなら「SNS運用における戦略立案から、インフルエンサーのキャスティングや事務連絡、実際の運用やコンテンツ作成まで」全てを支援するからです。
案件や依頼内容によって費用は大きく変動します。そのため「これくらいの費用」
と言うことができません。
たまに「月額40万円〜」などのパッケージを出している会社もありますが、基本的には全てをプロデュースするので、依頼内容によっては、それ以上の費用がかかっていきます。
SNS運用支援タイプのメリットは、最前線のプロの手厚い支援を受けられることであり、そこからは独学で得られるものとは遥かに違った学びがあります。
この最前線のプロのメリットをどう捉えるかで、費用の見方も変わっていきます。
ちなみに、見積もり相談をする中で「費用を抑えたい」と申し出ればコストカットの提案をしてくれる会社もあるので、気になるのなら迷いなく見積もり相談をする方が、より具体的なことが分かります。
SNS運用支援タイプの企業が気になるのなら、どんどん見積もり相談すると良いでしょう。
ジャンル特化タイプ
ジャンル特化タイプの費用は、月額200,000円や動画3本300,000円など、比較的高額なものが多いです。
この料金は、ジャンルが特化していることと「コンセプト設計、企画立案、撮影、編集、投稿、分析、レポート」など、手厚いサービスを展開していることが理由として上げられます。
ジャンル特化タイプは、きちんと企業とコミットして企画からコンサルティングまでを行う会社が多く、インフルエンサーマーケティング初心者企業やプロの手を借りたい企業に特におすすめと言えるでしょう。
インフルエンサーマーケティング会社を選ぶ上で、重要なポイント
インフルエンサーマーケティング会社を選ぶ上で、重要なポイントは以下の通りです。
- インフルエンサーが提供しているコンテンツは何か
- 自社ブランドに適したキャスティングができるか
- 効果測定や分析などサポート内容は十分か
- 費用が明確で自社の予算に見合っているか
順番に解説します。
インフルエンサーが提供しているコンテンツは何か
インフルエンサーが、どんなコンテンツを提供しているのか知ることは非常に重要です。
なぜなら、各SNSで人気コンテンツに違いがあるからです。X(旧Twitter)でバズっても、Instagram(インスタグラム)では人気がでないようなコンテンツは山のようにあります。
またインフルエンサーがInstagram(インスタグラム)では人気でも、X(旧Twitter)では、あまり知られてないパターンも多々あります。
動画や写真がメインのInstagram(インスタグラム)と文字がメインのX(旧Twitter)では、コンテンツの消費のされ方が違うので、このような現象が起こるのも当たり前の話です。
- インフルエンサーがどんなコンテンツを提供しているのか?
- インフルエンサーが得意なSNSは何か?
これらのことを、きちんと把握しながらインフルエンサーマーケティング会社を見てください。
この視点は、Instagram(インスタグラム)特化型や化粧品特化型など、特化型タイプのインフルエンサーマーケティング会社を選定する際に、非常に役に立ちます。
自社ブランドに適したキャスティングができるか
インフルエンサーを選ぶとき、自社ブランドに適しているかどうか確認するのは非常に大切なことです。
なぜなら自社ブランドにインフルエンサーが適していれば、そのインフルエンサーのファンと自社の相性も良いはずで、上手く宣伝すればCVに繋がりやすいからです。
見るべきは、インフルエンサーと自社ブランドの相性だけではありません。「インフルエンサーのファン」と「自社ブランドがターゲット層」と上手く重なるかどうかも見るべきです。
そのようにして自社ブランドに適したキャスティングを実現するためには、以下二つのことに取り組んでください。
- 日頃からインフルエンサーの投稿を確認する
- インフルエンサーのフォロワーの行動を分析する
日頃からインフルエンサーの投稿を確認していれば、どのような投稿で数字を延ばしてきたのか把握できますし、自社ブランドとの相性の良さも把握できます。
また、インフルエンサーのフォロワーの行動を分析すれば、自社ブランドの商品(サービス)にお金を落としてくれそうかどうか、把握することが可能です。
ぜひ、上記の方法を使い、インフルエンサーが自社ブランドに適しているかどうか確認してください。
効果測定や分析などサポート内容は十分か
企業ごとに効果測定や分析などのサポートが十分かどうか、確認することは大切です。
この効果測定や分析などのサポートがしっかりしてないと、正しい評価ができなくて次への改善も上手くいきません。
特に以下3つの指標には、注意をしてください。
- 自社商品(サービス)とインフルエンサーとの相性
- エンゲージメント数
- 男女比率や年代
自社商品(サービス)とインフルエンサーとの相性は、CVに大きく関わる部分です。
例えば自社が高級時計を売っているのに、インフルエンサーが10代の若者でカジュアルな時計をしていたら違和感があります。インフルエンサーのフォロワーも若年層なので、高級時計には手が届かなくて、CVに至る確率は限りなく低いでしょう。
インフルエンサーの属性と紹介する商品(サービス)がマッチしてないと、効果が出ない可能性が高いので、この「自社商品(サービス)とインフルエンサーとの相性」には特に注意をしてください。
次にエンゲージメント数です。
エンゲージメント数とは「反応して行動した回数のこと」です。
インフルエンサーとして大量のフォロワーを抱えていても、投稿が無視されていれば見かけ倒しです。そこで重要になるのがエンゲージメント数で「いいね、コメント、保存数、シェア、返信」などの「インフルエンサーとユーザーとの関わり」がエンゲージメント数に含まれます。
エンゲージメント数が高ければ高いほど、そのインフルエンサーの投稿にフォロワー達が熱量を持って食いついている証です。
ぜひエンゲージメント数の高いインフルエンサーを多く抱える、インフルエンサーマーケティング企業を利用してください。
そして最後は、男女比率や年代です。
どんなにインフルエンサーにフォロワーがいても、男女比率や年代が自社とミスマッチだとCVには至りません。
この男女比率や年代は、表面からでは分かりにくいです。「男性からは好かれていても女性からは嫌われてる。おじさんおばさんには嫌われているけど、10代にはスター扱い」などなど、どんな性別のどんな年代の人に、そのインフルエンサーが人気なのかは非常に分かりにくいです。
きちんとデータを見ないと正確なことは分からないので、インフルエンサーマーケティング会社を選ぶ際は、そのインフルエンサーが抱えるフォロワーの男女比率や年代が知れる会社を選ぶべきです。
逆にこの男女比率や年代がシークレットな会社でインフルエンサーマーケティングに取り組むのは、情報不足でリスキーなので十分注意をしてください。
費用が明確で自社の予算に見合っているか
インフルエンサーマーケティング会社を選ぶ上で、費用が明確で自社の予算に見合っているかは非常に大切です。
なぜなら費用対効果など考えず始めてしまうと、赤字を抱え込んでしまい継続できなくなる場合があるからです。
インフルエンサーマーケティングの費用を算出する方法は2種類あり、少しややこしいので注意が必要です。
- フォロワー単価:「フォロワー数×1円〜4円」などフォロワー1人当たりに対して金額を設定して料金を算出するパターン
- インフルエンサー単価:フォロワー数にこだわらずインフルエンサーに対して料金が決められるパターン
この他にも料金体系はありますが基本的に「影響力のあるインフルエンサーほど費用が高い傾向」にあります。
もちろん影響力があり費用が高ければ大きな効果が期待できるわけではありません。自社との相性が悪ければ、費用が高いだけでマーケティング施策が全くの失敗に終わることもあります。
そのため、インフルエンサーマーケテイング会社を選ぶ際は、自社との相性と常に考慮しつつ「費用が明確で自社の予算に見合っているか」吟味してください。
インフルエンサーマーケティング会社、おすすめ6選
インフルエンサーマーケティング会社のおすすめは、以下の通りです。
- Leading Communication(リーディング コミュニケーション)
- Influencer Japan(インフルエンサージャパン)
- Toridori marketing(トリドリマーケティング)
- Astream(エーストリーム)
- Talema.(タレマ)
- grove(グローブ)
順番に解説します。
①Leading Communication(リーディング コミュニケーション)
Leading Communication(リーディング コミュニケーション)とは、TikTok(ティックトック)を中心とした、インフルエンサーマーケティングに特化した会社です。
費用は3本の動画で400,000円など高額ですが、それだけ専門性が高く手厚いサービスを用意しています。
TikTok(ティックトック)を利用したインフルエンサーマーケティングならLeading Communication(リーディング コミュニケーション)を利用するのが良いでしょう。
Leading Communication(リーディング コミュニケーション)の詳細を見てみる
②Influencer Japan(インフルエンサージャパン)
株式会社ハーマンドットが運営するInfluencer Japan(インフルエンサージャパン)は、厳しい審査を通過した質の高いインフルエンサーを集めたインフルエンサーマーケティングサービスです。
国内で210万人、海外で9,000万人のインフルエンサーにアサインが可能です。
そのため多種多様な業界・業種で広めたい商品やイベント、サービスの認知拡大や集客向上をハイスピードで実現することができます。
Influencer Japan(インフルエンサージャパン)は「フォロワー数×1円〜4円」と業界最安値です。
しかも、ヒアリングだけ行い運用自体はパートナー企業に任せるような、格安インフルエンサーマーケティング会社とは違い、ヒアリングからレポートまできちんと行ってくれる安心の会社です。
株式会社ハーマンドットが運営するInfluencer Japan(インフルエンサージャパン)は非常に費用対効果の良いサービスを展開しているので、ぜひ利用してみてください。
株式会社ハーマンドット:Influencer Japan(インフルエンサージャパン)の詳細を見る
③Toridori marketing(トリドリマーケティング)
Toridori marketing(トリドリマーケティング)とは、コストパフォーマンスに定評のあるインフルエンサーマーケティング会社です。
Toridori marketing(トリドリマーケティング)は、月額5万円〜6万円で人数制限なく、インフルエンサーを採用できるのが魅力です。
そのため、じゃんじゃん宣伝をしたい企業にとっては、おすすめのインフルエンサーマーケティング会社と言えます。
Toridori marketing(トリドリマーケティング)の詳細を見る
④Astream(エーストリーム)
Astream(エーストリーム)は約200万のデータから最適なインフルエンサーを選定できるインフルエンサーマーケティングサービスです。
約135万アカウントから、Astream(エーストリーム)にしかない興味関心データや、年代別の男女比率データを活用し、タイアップやギフティングに最適なインフルエンサーのキャスティングを実現します。
そして、フォロワーをお金で買えるこの時代に「意味のあるフォロワーがどの割合いるか」を独自AIが算出してくれます。
Astream(エーストリーム)の月額は「見積もりが必要」ですが、初期費用は無料で7日間の無料体験期間もあります。
ぜひAstream(エーストリーム)に見積もり相談をしてください。
⑤Talema.(タレマ)
Talema.(タレマ)とはYoutuberと企業を繋ぐ、日本最大のマッチングプラットフォームです。
豊富なジャンルのYouTuber情報がデータベースに登録されており、AI技術によって迅速に自社に最適なYoutuberを探し出すことが可能です。
Talema.(タレマ)はYoutubeに特化しており、登録Youtuber数は1671組。そのどれもが登録者1万人以上の影響力を持ったYoutuberです。
そして、なんと言っても「初期費用0円、月額費用0円、案件掲載料金0円」なのが魅力です。そして、マッチングが成立して動画が公開され、プロモーションの実施が完了するまで料金の支払いはする必要はありません。
このようにTalema.(タレマ)は、企業にとって嬉しいサービスを展開しているので、ぜひ利用してみてください。
⑥#GROVE(グローブ)
#GROVE(グローブ)とはGROVE株式会社が運営する、インフルエンサーマーケティングサービスです。
#GROVE(グローブ)では10代〜20代のYouTubeやInstagramで活躍するインフルエンサーが多数在籍しています。
#GROVE(グローブ)の魅力は、なんと言っても運営母体がTV制作会社であることです。そのため、質の高い映像を低コストで制作することが可能です。
#GROVEの料金の詳細については、お問い合わせが必要ですが、プロの技に委ねたい企業はぜひ#GROVE(グローブ)の利用を検討してみてください。
インフルエンサーマーケティング会社6選。会社の選び方も徹底解説!:まとめ
以上、インフルエンサーマーケティング会社の基礎知識を徹底解説し、6つの「おすすめの会社」を紹介しました。
インフルエンサーマーケティングで成果を上げるためには、慎重に計画を立て、自社とマッチするインフルエンサーを見つけ出し、入念にコミュニケーションを重ね、良質なコンテンツを作り出す必要があります。
しかし、より成果を求めるなら、やはりその道のプロである「インフルエンサーマーケティング会社」の力を借りた方が効率は良いです。
ぜひ今回の記事を参考に、より良いインフルエンサーマーケティング会社を選び、成功を掴んでください。