「TikTokのアルゴリズムってある?」「おすすめに表示されるのってどんな動画?」とTikTokを運用している人は気になります。
アルゴリズムに基づいた動画を投稿するとバズる可能性が高くなり、フォロワー獲得に繋がるため、アルゴリズムを知った上での動画作成はとても重要です。
そこで今回は、TikTokのアルゴリズムを徹底解説しながら、アルゴリズムに基づいた動画のつくり方も紹介します。
あわせて、動画がアルゴリズムに評価されない要因や、アルゴリズムの評価を得てバズった後のポイントも紹介します。
TikTokの運用が上手くいかず悩んでいる人は、ぜひチェックしてください。
Contents
- 1 TikTokと他のSNSはおすすめ表示が違う
- 2 TikTokアルゴリズムで重要なアーリーアダプター
- 3 TikTokのアルゴリズムとは
- 3.1 1.視聴時間
- 3.2 2.視聴完了率
- 3.3 3.いいね・コメント
- 3.4 4.シェア数
- 3.5 5.ダウンロード数
- 3.6 6.複数回再生数
- 3.7 7.プロフィール閲覧率
- 3.8 8.同じユーザーの視聴数
- 3.9 9.フォロワー数
- 3.10 TikTokのアルゴリズムを活用した動画をつくるコツ
- 3.11 最後まで見たい動画
- 3.12 何度でも見返したい動画
- 3.13 ハッシュタグ
- 3.14 トレンドの楽曲
- 3.15 文字起こし
- 3.16 行動を促すような締めくくり
- 3.17 フォローしたくなるようなプロフィール
- 3.18 テーマを統一
- 3.19 明確なターゲット
- 3.20 投稿する時間帯
- 3.21 クオリティを高めた動画
- 4 【これはNG!】TikTokのアルゴリズムで評価が得られない要因
- 5 TikTokはアルゴリズムで評価された後(バズってから)も大事
- 6 TikTokのアルゴリズムを理解して上手く運用しよう
TikTokと他のSNSはおすすめ表示が違う
まず、TikTokとInstagram、Twitterのおすすめ表示について解説します。
TikTokは、バズった動画がおすすめ表示にされやすく、過去にバズった動画でもくり返し表示される特徴があります。
対して、InstagramとTwitterもバズった時はおすすめに表示されやすいですが、過去の投稿が繰り返し表示されることは滅多にありません。
これらの違いは、各SNSの仕組みが大きく関係しています。
- TikTok:現在や過去関係なく動画が繰り返し再生されるループ型
- Instagram:投稿を見返しやすいストック型
- Twitter:「今」のリアルタイム性が重要なフロー型
つまり、TikTokはバズったら何度でも動画を見てもらえる可能性が高いです。
バズるにはもちろん動画が重要であり、バズる理由は「アーリーアダプターの反応率」が影響しているといわれています。
TikTokアルゴリズムで重要なアーリーアダプター
TikTokは、投稿した動画を最初に視聴する「アーリーアダプター」といわれるユーザーの反応によって、動画の評価をしているといわれています。
アーリーアダプターは300人ほどで、好反応をもらうほどおすすめ表示されやすくなります。
動画を投稿してからおすすめ表示されるまでの流れは以下のとおりです。
- 動画を投稿する
- アーリーアダプターが動画を見る
- アーリーアダプターが動画に「いいね」など反応する、または反応しない
- 好反応が多かったらクオリティの高い動画と評価される
- 動画がおすすめ表示されやすくなる
フォロワーが多いアカウントは、フォロワーがアーリーアダプターになりやすいです。
すでにアカウントに興味があるアーリーアダプターのため、好反応を得られる可能性が高いです。
フォロワーが少ないアカウントのアーリーアダプターは、ランダムで表示されます。
好反応を示さないユーザーばかりだと、動画がおすすめ表示されづらいです。
しかし、フォロワーが少なくても好反応が多ければ、おすすめ表示されやすいということです。
つまり、誰でもバズるチャンスはあるといえます。
TikTokのアルゴリズムとは
TikTokのアルゴリズムは、TikTokが基準を発表しているわけではないため、明確にはわかりません。
しかし、これまでのTikTokの傾向から、以下9つの基準が採用されていると考えられます。
- 視聴時間
- 視聴完了率
- いいね・コメント
- シェア数
- ダウンロード数
- 複数回再生数
- プロフィール閲覧率
- 同じアカウントの視聴数
- フォロワー数
上記の数値が高いほど、クオリティの高い動画と評価され、おすすめ表示にあがる可能性が高いです。
それぞれの基準を詳しく解説します。
1.視聴時間
視聴時間とは、その動画を視聴した時間のことです。
例えば30秒間の動画を投稿した時、3秒しか視聴されない動画と10秒視聴された動画では、10秒視聴された動画のほうがおすすめに表示されやすい傾向にあります。
そのため、ユーザーが数秒で離れないような動画作成が重要です。
2.視聴完了率
視聴完了率とは、動画を見たユーザーの中で、最後まで動画を見たユーザーがどのくらいかを表した数字です。
ユーザーの興味が引けないコンテンツは、動画の早い段階で離れることがほとんどで、最後まで視聴されません。
つまり、最後まで視聴された動画は、ユーザーの興味が引ける魅力的な動画と判断されます。
なお、TikTokは、どんどん次のコンテンツが表示されるため、ユーザーはひとつの動画を最後まで視聴しづらい傾向にあります。
3.いいね・コメント
いいね・コメントの好反応が多いほど、クオリティの高い動画と評価されます。
実際にTikTokで流れてくる動画は、いいねやコメントが多い動画であるケースがほとんどです。
また、ユーザーがいいね・コメントをしている時間は、再生時間に含まれます。
その結果、視聴時間や視聴完了率に繋がりやすくなります。
4.シェア数
TikTokはシェアができ、動画のシェアするボタンがタップされた数が表示されます。
シェア数もアルゴリズムで評価されるといわれますが、いいねやコメントほどの影響はないと考えられています。
なお、表示されているのは、ユーザーがタップした数のため、実際に他のSNSでシェアされているのかはわかりません。
5.ダウンロード数
TikTokには、ユーザーが動画をダウンロードできる機能があります。
ダウンロードは、TikTokがクオリティの高い動画と判断するひとつの材料といわれています。
ダウンロードをする方法は、シェアボタンをタップし「動画を保存する」を選択します。
なお、クリエイターが「動画を保存する」を許可していない場合は、ユーザーは保存できません。
運用しているアカウントで、ユーザーに動画を保存されるデメリットがなければ、保存の許可をしましょう。
6.複数回再生数
TikTokは、投稿した動画の再生が完了すると動画冒頭に戻る、というようにループ再生されます。
1人のユーザーがループ再生で繰り返し見る動画は、それほど中毒性のある動画といえるでしょう。
そのため、おすすめに表示されやすい可能性が高い傾向にあります。
7.プロフィール閲覧率
プロフィール閲覧率とは、動画を見たユーザーの中で、クリエイターのプロフィールを閲覧したユーザーの割合です。
このプロフィール閲覧率が高いことも、おすすめ表示にされるひとつの基準です。
プロフィールを確認するユーザーは「この動画をつくった人はどんな人だろう」と、クリエイターに興味を持っているといえます。
8.同じユーザーの視聴数
同じユーザーの視聴数も、TikTokのアルゴリズムで判断されているといわれています。
同じユーザーが何度も動画を見ることで、TikTokがそのユーザーが動画を好んでいると判断し、おすすめに表示される可能性が高くなる傾向にあります。
また、あなたが新たな動画を投稿した際にも、そのユーザーのおすすめに表示されやすいです。
9.フォロワー数
フォロワー数が多いほどアカウントの信頼度が高いと判断され、アルゴリズムからの評価も高くなります。
フォローされたアカウントは、ユーザーのホーム画面にある「フォロー中」の部分に追加されます。
ユーザーがTikTokを開いた際に、「フォロー中」をタップすれば動画を見ることができるため、再生数アップや反応率アップにも繋がります。
また、フォロワーはクリエイターのアカウントへ移動し、過去の動画を見る傾向にあるため、さらなる再生数アップが見込めます。
TikTokのアルゴリズムを活用した動画をつくるコツ
TikTokのアルゴリズムに評価されるには、上で紹介した9つの数値が高くなるような動画をつくることが必要です。
とはいえ、どのような動画が9つの数値を高くするのか、具体的にわからないかと思います。
ここからは、TikTokのアルゴリズムを活用した動画をつくるコツを紹介します。
最後まで見たい動画
ユーザーに「最後まで見たい」と思わせるような動画は、視聴時間が長く視聴完了率が高い傾向にあります。
また、最後まで動画を見るユーザーは、いいね、コメント、シェアなどの好反応を示しやすいです。
最後まで見たいと思わせるには、動画冒頭の3秒が重要です。
この3秒間に、動画の結論やオチを述べましょう。結論やオチの文字起こしも必須です。
すると、インパクトのある動画になりやすく、「最後まで見たい」と思ってもらいやすいです。
何度でも見返したい動画
TikTokはループ再生されるため、1人のユーザーが何度でも見返したいと思える動画づくりも重要です。
見返したいと思える動画は、強い印象に残りやすい面白い動画、高い共感を得やすい動画、学べる動画など、ユーザーの興味を強く引く動画です。
何度も見返すと複数再生数がアップしますし、ユーザーは好反応を示したり、プロフィールを閲覧したりといった行動も起こす可能性があります。
ハッシュタグ
動画を投稿する際は、動画に関連するハッシュタグやトレンドのハッシュタグをつけましょう。
動画が届いてほしい層に人気の高いハッシュタグをつけると、そのユーザー層のおすすめに表示される可能性があります。
また、企業がプロモーションしている「ハッシュタグチャレンジ」があり、企業が提示するハッシュタグをつけるとおすすめ表示されやすいです。
特に、企業がプロモーションを対象としている層と、自分のターゲット層がマッチしている場合は、積極的に活用していきましょう。
トレンドの楽曲
TikTokの動画は楽曲を選んで投稿するため、トレンドの楽曲を選ぶことがポイントです。
マイナーな楽曲よりも、トレンドの楽曲のほうが多くの人の目につきやすく、バズる可能性も高まります。
トレンドの楽曲は、おすすめ表示の動画から確認でき、その中でもよく使われている楽曲はチェックしておきましょう。
また、投稿する前に楽曲をセーブしておくと、投稿の度に楽曲を探す手間が省けます。
ただし、投稿する動画とあまりにもかけ離れたイメージの楽曲は控えましょう。
例えば、悲しい内容の投稿に明るい楽曲はアンマッチで、ユーザーが共感できない動画になりやすく、好反応を示してもらいづらいです。
文字起こし
ダンスやドッキリなどの映像で楽しむ投稿でない、言葉で伝える系の動画の場合は、文字起こしをしましょう。
なぜなら、声だけだと聞き取れないケースがあり、何を話しているかわからないと、ユーザーが離れやすいからです。
文字起こしをすることでユーザーが理解しやすく、満足度も高まるため、好反応を示す可能性が高まります。
行動を促すような締めくくり
動画の最後に行動を促すような締めくくりがあると、いいねやコメントなどの好反応を示してもらえる可能性があります。
例えば、「動画がいいと思ったらいいね」「コメントで教えて」「アカウントをフォローして最新動画をチェック」などが挙げられます。
上記の例は言葉で伝えることに加えて、文字でも起こすと伝わりやすいです。
ちなみに、TikTok動画の冒頭でよく使われる「LINEから〇番目はあなたのことが~…」という誘導は、シェアボタンをタップする行動を起こせますが、動画の再生時間は短くなるため注意しましょう。
フォローしたくなるようなプロフィール
アカウントのプロフィールは、あなたがどのような人なのかと、動画のジャンルも伝えましょう。
ユーザーがフォローする際は、アカウントのプロフィールを確認してからフォローするケースがあります。
つまり、プロフィールにあなたの詳細がないと、どのような人かわからないため、フォローしてもらう機会を失いやすいです。
そのため、プロフィールにて自分をアピールすることは重要です。
テーマを統一
動画はテーマを統一し、さまざまなジャンルが混ざらないようにしましょう。
例えば、恋愛成就のコンテンツを発信しているアカウントが、恋愛とは全く関係ない日用品のショッピングを動画にするのは統一性がとれていません。
投稿したばかりの動画はアーリーアダプターによって評価されますが、フォロワーがアーリーアダプターとなった時、いつもと違うテーマの動画がアップされると好反応を示しづらいです。
その結果、バズりづらい動画になり、さらにはフォロワー離れも引き起こすケースがあります。
テーマを統一するとアルゴリズムで評価を得られることはもちろん、アカウントのブランドイメージにも繋がります。
明確なターゲット
テーマを統一することと少し似ていますが、ターゲットを明らかにすることも、アルゴリズムで評価を得るために重要です。
例えば、勉強に悩んでいる学生向けと、恋愛に悩んでいる学生向けの動画を、同じアカウントで流したとします。
勉強に悩んでいる学生ユーザーがフォローした後、そのアカウントの恋愛系動画を見た時には「期待していたのと違う」と思われ、フォローを外されるケースがあります。
フォローを外されないにしても、勉強のコンテンツには好反応を示し、恋愛系の動画には無反応ということもあるでしょう。
アーリーアダプターの好反応が得られない事になり、アルゴリズムで評価を得づらい環境になってしまいます。
反応を示さないフォロワーよりも、好反応を示すフォロワーを増やすことが大切です。
ターゲットを明確にすれば、統一性のあるテーマを維持でき、動画を視聴してほしい層に届きやすくなります。
投稿する時間帯
TikTokは再生されやすい時間帯があるため、投稿する時間帯も重要です。
いち早くアーリーアダプターに動画を見てもらうことで、ユーザーに興味を持たれる動画かを判断しやすいです。
また、多くの好反応を集められれば、さらに再生され、バズる動画になる可能性も高まります。
TikTokで再生されやすい時間帯は以下のとおりです。
- 7〜9時:通学や通勤中
- 16〜18時:放課後や帰宅中
- 20〜22時:夕食後ゆっくりする時間帯
- 0~1時:寝る前
上記の時間帯を考慮しながら、動画を投稿しましょう。
また、毎回同じ時間に投稿すると、フォロワーがその時間を意識するようになるため、動画を見てもらいやすいです。
定期的に動画を更新している人は、「毎週月・木の20時更新」というように、次の動画の告知をすると、フォロワーの期待感を高められます。
クオリティを高めた動画
TikTokはリアルタイム性よりも、評価が高い動画をおすすめ表示にします。
また、頻回に投稿することでおすすめに表示されやすいというわけではありません。
そのため、毎日1回継続で投稿するよりも、数日空けてもよいので、クオリティを高めた動画を投稿しましょう。
クオリティを高めるには、ここまで紹介した動画のコツを参考にしてください。
【これはNG!】TikTokのアルゴリズムで評価が得られない要因
TikTokのアルゴリズムで評価が得られる動画に対して、評価が得られない動画もあります。
評価が得られないと、届けたいターゲット層に動画を見てもらう機会も失ってしまいます。
そのため、評価が得られない動画はどのような動画かを知ることは重要です。
ここでは、TikTokのアルゴリズムで評価が得られない動画を紹介します。
アーリーアダプターで好反応がとれない
TikTokはフォロー数に関わらず、300人ほどのアーリーアダプターに必ず動画を見てもらえます。
このアーリーアダプターが好反応を示さないと、アルゴリズムで評価が得られません。
特に、TikTokアカウントを開設して間もないフォロワーがいない時は、好反応を示してもらえるようなクオリティの高い動画づくりが大切です。
「興味がありません」を押されている
TikTokには、動画を見たユーザーが「興味がありません」をタップできる機能があります。
この「興味がありません」をタップされる数が多いほど、アルゴリズムから評価が低くなります。
そして、おすすめに表示されにくくなるため、再生されにくくなります。
他のSNSやサイトへの誘導が多い
他のSNSへの誘導が多いと、TikTokのアルゴリズムでは低評価を受けやすい傾向にあるため、誘導しすぎないように注意しましょう。
具体的には、動画の最後に「続きはYoutube」「詳しくはinstagram」などのパターンが挙げられます。
というのも、TikTokは他のSNSへの誘導を好まず、ユーザーの動きをTikTok内で完結するようにしたい傾向があります。
他にも、プロフィール欄のURLに外部へのリンクを設置すると、再生数が回らなくなるといった声もあるため、安易にリンクを貼らないようにしましょう。
TikTokで不具合が発生している
TikTokは不具合が発生することがあり、不具合によって動画が再生されないケースがあります。
動画の投稿後と不具合のタイミングが重なると、アルゴリズムによる低評価やガイドラインの違反かと考えるでしょう。
不具合から復旧すると動画が再生されるようになり、アリゴリズムによる評価がされ始めます。
しばらくたっても動画が再生されない場合は、ガイドライン違反が考えられます。
ガイドラインに違反している
TikTokでは、ガイドラインに違反していると警告が届きます。
この警告を無視していると、アルゴリズムの評価が低くなって動画が再生されなくなったり、動画が投稿できなくなったりというケースに陥ります。
ガイドライン違反の原因は、警告が届いた直前の動画である可能性が高いです。
そのため、その直前の動画を削除すると警告が解除されやすいです。
ガイドラインに違反すると考えられる動画を紹介します。
- 危険な行為とチャレンジ
- 自傷行為や摂食障害など
- 性的な内容
- いじめとハラスメント、ヘイト
- 暴力的で過激な行為
- 違法行為と規制対象品
- 暴力的で生々しいコンテンツ
- 著作権および商標権侵害
参考)TikTokガイドライン
公式では名言されていませんが、TikTokには禁止ワードがあり、「稼げる」「風俗」「デブ」などの言葉が動画に入っていると警告が届くといわれています。
また、不安をあおる言葉や、恐怖を助長させるような言葉も、警告が届くケースがあります。
禁止ワードによる警告と考えられる場合は、そのワードを削除、または言い換えた動画に編集し直してから投稿してみましょう。
なお、TikTokには、警告が届いていないにも関わらず、動画の再生が制限される「シャドウバン」があるといわれています。
シャドウバンとは
シャドウバンとは、TikTokへ問題なく投稿できるにも関わらず、再生数が全く伸びないことです。
警告がないため表面上は使えるように見えますが、実はバンされていることから、シャドウバンといわれています。
シャドウバンされているか確認する方法は、再生回数が300回いかないこと(アーリーアダプターに届いていない)が最もわかりやすいです。
他にも、動画の分析データから、おすすめ表示からの流入がまったくないことも、シャドウバンか見分けやすいです。
シャドウバンになる理由はガイドラインの違反が考えられるため、投稿した動画に違反する原因はないかチェックしましょう。
TikTokはアルゴリズムで評価された後(バズってから)も大事
TikTokの運用にあたって、アルゴリズムで評価されバズることに注目しがちですが、その後も大事です。
バズった後だからこそ、大事にしたいポイントを紹介します。
バズった動画を分析する
TikTokは動画ごとにデータが確認できます。
- 総視聴時間
- 平均視聴時間
- 視聴完了率
- リーチした視聴者
- 動画のトラフィックソース
- 地域別動画視聴数
平均視聴時間は、ユーザーが動画から離れた箇所の判断に役立ちます。
動画のトラフィックソースとは、動画までたどり着いた経路のことで、おすすめ表示から来たのか、フォロワーから来たのかが確認できる項目です。
おすすめ表示から来た経路が多いほど、動画がアルゴリズムに評価されているといえます。
地域別動画視聴数は、特定の地域に動画を届けたいアカウントであれば、非常に役立つ情報です。
さらに、フォロワーが100人超えると、以下のデータも確認できるようになります。
- 性別
- 地域
- フォロワーアクティビティ
性別や地域から、ターゲットにしたい層に拡散できているかが判断できます。
フォロワーアクティビティでは、視聴されている時間帯が確認できるため、今後の投稿時間の参考になります。
フォロワーが増えているかチェックする
バズった後は、フォロワーが増えているかチェックしましょう。
フォロワーが増えるとアルゴリズムに評価されやすくなります。
また、次から投稿する動画は、フォロワーがアーリーアダプターになりやすいため、好反応を示されやすく、さらにアルゴリズムに評価されやすくなります。
フォロワーが増えていない場合は、アカウントのプロフィールが不十分であったり、過去の動画が視聴者にマッチしなかったりということが考えられます。
動画のクオリティを維持する
バズった後も動画のクオリティを維持することが重要です。
バズってフォロワーが増えたとしても、その後の動画のクオリティによってフォロワーが離れることはよくあるケースです。
また、バズったからといって動画を量産するのはよくありません。
TikTokのアルゴリズムによる高評価は、投稿した動画に対する評価であって、その次の動画の評価に引き継がれません。
そのため、「1回バズってもその後の動画が全く再生されない」というのはよくあることです。
バズった動画の分析データをもとに、動画のクオリティを下げないようにしましょう。
投稿頻度を下げない
バズった後は投稿頻度を下げず、同じ投稿頻度を続けることも大切です。
バズるとフォロワーが増えることが一般的で、ユーザーがフォローするということは、「クリエイターの次の投稿を見たい」という意思表示といえます。
そのため、クリエイターが動画を投稿しなくなると、フォローが外されやすいです。
上記で動画のクオリティを維持することを解説しましたが、クオリティばかりを考えて投稿できなくならないよう注意しましょう。
TikTokのアルゴリズムを理解して上手く運用しよう
この記事では、TikTokのアルゴリズムと、アルゴリズムで高評価を得られる動画について解説しました。
視聴時間やいいねなど、動画にとってプラスの要素が働くものは高評価を得られ、おすすめに表示されやすくなります。
対して、好反応を示されない動画はクオリティの低い動画とみなされ、おすすめに表示されず再生回数も伸びません。
アルゴリズムを理解して動画を投稿すると、バズりやすい動画をつくることができ、フォロワーが増え、TikTokを運用する目的が達成されやすくなります。
この記事で紹介した内容を参考に、TikTokを上手く運用していきましょう。
TikTokをより上手く運用するために以下の記事も参考にしてください。
TikTokで分析ツールを導入するメリットやデメリット、選ぶ際のポイント、おすすめの分析ツール(無料版/有料版)、重要となる指数などについてについて解説しています。