今回は、TikTokでバズる方法について紹介します。
近年、注目を浴び続けているTikTok。TikTokは、短い動画を投稿したり閲覧できるスマートフォン向けのアプリケーションで、10代20代の若い世代を中心に人気があります。
TikTokを使ってSNS上で影響力があるインフルエンサーになる人や、収益化する人が多く、ここ数年で注目を浴びていますね。
しかし、「TikTokを始めたけどなかなかバズらない」「TikTokでバズる方法を知りたい」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、「TikTokでバズりたい方」に向けてTikTokでのバズらせ方やバズるために知っておくべきこと、バズらせる上での注意点などをまとめて紹介していきます。
「TikTokでバズりたい方」や「TikTokで動画を投稿することや収益化することに興味がある方」は、ぜひチェックしてみてください。
Contents
バズるとは?
まずはじめに、「バズる」とはとういうことを指すのか説明します。
「バズる」は、英語の「buzz」が語源となった言葉で「ハチや機械などがブンブンと音を立てること」を意味しています。
ひとつの話題に多くの人が集まってきて注目している状態を「buzz」という言葉に例えていて、そこから「バズる」という言葉が生まれました。
TikTokで「バズる」とは、再生数が伸びたり、いいねやコメントがたくさん来たり、多くのユーザーにシェアされていることを指します。
何人のユーザーにいいねやコメントをもらったら「バズった」と言えるという定義はなく、通常10件ほどのいいねをもらっていたユーザーが100件のいいねを貰ったら、それは「バズった」ということができるでしょう。
しかし、この記事で紹介するバズる方法は、もう少し多くのユーザーに関心を寄せてもらえる方法ですので、安心して読み進めてください。
TikTokでバズるために知っておくべきこと
続いて、TikTokでバズるために知っておくべきことについて紹介します。
TikTokでバズるために知っておくべきことは、主に以下の2つが挙げられます。
順番に説明していくので、一緒にチェックしていきましょう。
1. ユーザーは若い世代が多い
一つ目に知っておくべきことは、TikTokのメインのユーザーは、10代や20代の若い世代であることです。
TikTokの主なユーザーは他のSNSプラットフォームよりも特に若年層が中心であり、その若さゆえにトレンドや流行が急速に変化する傾向があります。
メインのユーザーが若年層であることがわかれば、ターゲットを若者に絞ることができます。そこからさらに、若年層に視聴されるには、彼らがTikTokを視聴する時間を考慮して投稿すると良いことがわかりますね。
言い換えると、TikTokで注目されるためには、トレンドに敏感なコンテンツを制作すると同時に、若い世代のユーザーがTikTokを利用する時間帯に投稿することが必要ということです。
ただし、各アカウントのターゲット層は異なります。そのため、まずは自身が運営するアカウントのターゲット層を明確にして、それぞれのターゲットがTikTokを視聴する時間帯を把握するようにしましょう。
2. TikTokのアルゴリズムを理解しておく
二つ目に知っておくべきことは、TikTokのアルゴリズムについてです。
TikTokのアルゴリズムの仕組みを考えると、バズる動画を作ったとしても全てのユーザーにその投稿が表示されるわけではありません。
TikTokでは、同じジャンルの動画に興味を持つユーザーに対しておすすめされる仕組みが採用されており、投稿された動画は約300〜400回は再生されるようにできています。
さらに、動画を視聴したユーザーの反応を分析し、次のユーザーのおすすめ欄に表示される仕組みが採用されています。
そのため、ターゲット層に表示され次のユーザーのおすすめ欄に載るよう、企画して撮影、投稿することが重要です。
TikTokのアルゴリズムについてはこちらの記事も参照してください。
TikTokでバズるとどうなる?
ここまで、TikTokでバズるために知っておくべきことを紹介しました。
TikTokのアルゴリズムを勉強するのは難しいように感じますが、バズるためにはとても重要なことなので、しっかり理解しておきましょう。
ここからは、TikTokでバズるとどうなるのかについて紹介していきます。
TikTokでバズると主に、以下の3つの効果が期待できます。
・フォロワーが増える
・アカウントや商品、PRの認知度が高まる
順番に説明していくので、見ていきましょう。
①再生回数が増える
一つ目は、再生回数が増えることです。
TikTokでバズると、その動画が他のユーザーのおすすめ動画に表示されやすくなり、どんどん再生回数が増加する傾向にあります。
例えば、一日で一つの動画が数万再生伸びることもあり得るのです。
さらに、バズった動画を視聴したユーザーがその動画だけでなく、アカウントページに飛んで他の投稿も視聴してくれる可能性があります。
そのため、一つの動画がバズるとその動画はもちろんのこと、他の動画も含めて再生回数が上がることが期待できるのです。
②フォロワーが増える
二つ目は、フォロワーが増えることです。
TikTokのユーザーのフォローのハードルは他のSNSに比べてかなり低く、気になる動画があればすぐにフォローするユーザーが多い傾向があります。
そのため、動画の再生回数が増加して多くのアカウントのおすすめ欄に表示されれば、それに比例してフォロワーの増加が期待できるというわけです。
実際に、一つの動画がバズっただけで、数万人のフォロワーを獲得し有名なインフルエンサーになった方もいます。
フォロワーが増えると仕事の依頼に繋がるなどして収益化に近づくので、積極的に動画を投稿して、バズる可能性を高め、フォロワーを獲得することが重要でしょう。
③アカウントや商品、PRの認知度が高まる
先述したように、「バズる」とは、多くのユーザーにコンテンツを視聴してもらう機会が増えることです。
すなわち、TikTokでバズるとそれに比例して自社のアカウントや商品・サービスの認知度が高まります。
自社の商品・サービスを知ってくれる人や買ってくれる人が増え、企業のブランディングの向上にも繋がります。
また、個人で行っているアカウントの場合は、名前を知ってもらうことで企業からのPR案件を受けられる場合があります。こうなると、インフルエンサーとして収益をもらうことが可能です。
TikTokで影響力を持つことは、認知度を高めるだけでなく、案件を引き受ける可能性を高め、収益を生み出すことができます。そのために、最新のトレンドや流行を分析し、バズる投稿を心掛けると良いでしょう。
TikTokでバズらせる方法
ここからは、実際にTikTokでバズらせる方法について紹介していきます。
TikTokでバズらせる方法としては、主に以下の11個の方法が挙げられます。順番にチェックしていきましょう。
・投稿頻度を増やす
・ターゲットを明確にする
・アルゴリズムに評価される投稿をする
・トレンドに合わせた投稿をする
・バズりやすいジャンルの投稿をする
・自分のアカウントに最適な投稿時間を知る
・積極的にフォロワーとコミュニケーションを取る
・常にトレンドを調査する
・意外性のある動画にする
・コメントしてくれるように誘導する
1. 投稿をおすすめに表示させる
一つ目は、投稿をおすすめに表示させる方法です。
動画を見てもらうために、自分のアカウントをフォローしていないユーザーにも情報を知らせることができます。おすすめ欄に表示させるためには、主に次のことが重要です。
- 動画を見た時間が長いこと
- 動画を最後まで見た人の割合が高いこと
- 反応が多いこと(いいねやコメント、動画をシェアすること、または保存すること)
これらのポイントが高い動画は、多くのユーザーのおすすめ欄に表示されやすいです。そのため、今すでに投稿している動画をチェックして、どの動画がたくさんの人に見てもらえているか分析し、考えてみましょう。
2. 投稿頻度を増やす
二つ目は、投稿頻度を増やすことです。
動画をたくさん投稿していくと、再生回数やシェア数を見比べて、ユーザーがどんな種類の動画が好きなのかを見つけ出すことが簡単にできるようになります。
これにより、今後バズりそうな動画を作ることが簡単になります。逆に、動画をあまり投稿しないと、何が人気なのかわからないまま適当に動画を上げていくことになり、時間の無駄になるでしょう。
ですから、最低でも三日に一度は動画を投稿することが重要です。
3. ターゲットを明確にする
三つ目は、ターゲットを明確にすることです。
特定の視聴者層に焦点を絞り、そのターゲットに向けて動画を投稿することで、再生回数が増加することが期待できます。
一方で、幅広い視聴者を対象にしている場合、誰にも興味を持ってもらえない可能性もあります。
そのため、ターゲットを明確にし、その視聴者層に合った内容を提供することが重要です。
4. アルゴリズムに評価される投稿をする
四つ目は、アルゴリズムに評価される投稿をすることです。
TikTokで人気になるためには、特定の方法があり、これをアルゴリズムと呼びます。内容を簡単に説明すると、動画がどれだけいいねやコメント、シェア、再生されたかなどを評価するためのルールがあるということです。
このアルゴリズムには、いいねやコメントなどがプラスポイントになる「加算式」と、あまりいいねやコメントがないとマイナスポイントになる「減算式」があります。
そのため、TikTokで人気になるためには、このアルゴリズムをしっかり理解してから投稿の企画、撮影をすることが重要です。
5. トレンドに合わせた投稿をする
五つ目は、トレンドに合わせた投稿をすることです。
先述したようにTikTokは若い世代が中心で利用しているアプリで、流行が次々に変わっていきます。
そんな中で、トレンドを追っていない投稿をしても誰にも視聴してもらえない可能性があります。TikTokで動画を投稿するときは、トレンドを意識しておくといいでしょう。
例えば、トレンドのハッシュタグはクリックされる可能性が高いため、常に今流行っているハッシュタグを付けるようにしましょう。
また、トレンドの音源を使うのもおすすめです。TikTokの動画には音楽をつけることができ、その音楽の流行もすぐに変わっていきます。少し前に流行った音源を使ったり、自身の好きな音源を使うのではなく、今流行している音源を使うようにするといいでしょう。
6. バズりやすいジャンルの投稿をする
六つ目は、バズりやすいジャンルの投稿をすることです。
TikTokには、バズりやすいジャンルというものが存在します。以下がその一例です。
・まとめ系
・特技系
・ノウハウ系
・面白い系
・可愛い系
おすすめ系やまとめ系とは、おすすめのコスメをまとめて紹介したり、おすすめの飲食店やカフェをまとめて紹介するというものです。
特技系は、言葉の通り自身の得意なものを披露することで、スケートボードやダンスなどを披露する人が多いです。
ノウハウ系とは、DIYや収納など思いつきそうで思いつかない簡単に真似できるものが流行しています。
面白い系と可愛い系は言葉の通り、可愛い犬などの動物の動画や、日常の面白い一コマが流行しています。
これらのジャンルは、ユーザーの興味関心を引きやすいため、いいねやコメント、シェア数が増加する傾向があります。
バズることを目的としている人は、ぜひこのジャンルに絞って投稿してみてください。
7. 自分のアカウントに最適な投稿時間を知る
七つ目は、自分のアカウントに最適な投稿時間を知ることです。
まず、TikTokには投稿に最適な時間が存在します。このTikTokユーザーから視聴されやすい時間に投稿することで、再生回数が増え、バズりやすくなるのです。
中でも、19時〜22時はTikTokのゴールデンタイムと言われていて、多くのユーザーがTikTokを利用しています。
また、自分のターゲット層がどの時間帯にTikTokを見ているか知り、その時間に合わせて投稿することが重要です。
例えば、10代、20代前半の学生をターゲットにしているアカウントであれば通学時間である7時〜9時も投稿に適した時間帯と言えるでしょう。
ご自身が運用しているアカウントのターゲット層を明確にして、それに適した投稿時間をチェックしてみてください。
8. 積極的にフォロワーとコミュニケーションを取る
八つ目は、積極的にフォロワーとコミュニケーションを取ることです。
フォロワーは、一度動画を気に入ってフォローしてくれた貴重な存在です。多くのフォロワーを獲得することが企業からの案件獲得にも繋がり得るため、長期的にフォローしてもらうことが重要です。
そのために、日常的にフォロワーとコミュニケーションをたくさん取っておくようにしましょう。
例えば、コメントには必ず返信をしたりコメントにいいねを押して回るなどが挙げられます。
フォロワーは、自分がアカウントの運用者に認知されていると嬉しくなり、その後も熱心に応援してくれる傾向にあります。どのようなユーザーがフォローしてくれているのかをしっかりチェックして、定期的にコミュニケーションを取っていきましょう。
9. 常にトレンドを調査する
九つ目は、常にトレンドを調査することです。
何度もお伝えしているように、TikTokのユーザーは若い世代が多くトレンドが常に変化しています。
そのため、トレンドを常に調査しておくことが重要です。例えば、人気のアイドルが新曲を出したらすぐにそのダンスをコピーした動画を上げたり、人気のお菓子をすぐに入手して食レポをしている動画を上げるなど、常にトレンドを追った投稿をしましょう。
こうすることで、おすすめ欄に載りやすくなり多くのユーザーの関心を寄せることができるはずです。
10. 意外性のある動画にする
十個目は、意外性のある動画にすることです。
例えば、芸能人やインフルエンサーの意外な一面をまとめた動画や、ご老人が激しいダンスを踊ったりバリバリにスポーツをしているなどのギャップがあると多くのユーザーの関心を引くことができるのです。
人は意外性があるとつい注目してしまうため、動画を最後まで視聴してもらうためにも、何度も繰り返し再生してもらうためにも意外性のある動画を作ることは重要だと言えるでしょう。
11. コメントしてくれるように誘導する
十一個目は、コメントしてくれるように誘導することです。
コメントが多い動画やアカウントはTikTokのアルゴリズムに評価されやすく、多くのユーザーのおすすめ欄に載りやすくなります。
そのため、動画を投稿した際にはコメントをしてもらうように誘導することが重要です。コメント率を上げるためには、思わず突っ込みたくなるような動画や、コメント欄に意見を書いて他のユーザーと感情を共有したくなるような動画を作ることが大切です。
TikTokでバズりたい時に注意するべきこと
ここまで、TikTokでバズらせる方法について紹介しました。
さまざまな方法があり、全てを一度に取り入れることは難しいでしょう。上記で紹介したものの中から、ご自身が取り組みやすいものをいくつか選んで少しづつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
ここからは、TikTokでバズりたい時に注意するべきことについて解説していきます。
せっかくTikTokでバズる方法を実践していても、注意するべき点を知らずに運用していては意味がありません。
一つずつ解説していくので、順番にチェックしていきましょう。
・シャドウバンにならないようにする
・動画の尺が長すぎる
・投稿頻度が低い
1. オリジナル性を出す
一つ目の注意点は、オリジナル性を出したほうがいいということです。
他のアカウントでバズっているものばかりを真似していると、ユーザーが見飽きてしまいいいねやコメントに繋がりません。
流行を調べてそれを元に動画を作ることはバズるために大切なことですが、元ネタを丸々真似することにならないよう気をつけましょう。
2. シャドウバンにならないようにする
二つ目の注意点は、シャドウバンにならないように気をつけることです。
シャドウバンとは、TikTok側が投稿者に対して制限をかけることを指します。
シャドウバンがかかっていても通常通り操作や投稿ができるため、一見かかっているのかわかりません。しかし、シャドウバンがかかると以下のような事態が起こります。
・いいねやコメントの数が減る
・動画再生数が減る
シャドウバンがかかるということは、TikTokの規約に違反している可能性が高いです。ユーザーが視聴していて不快になる動画などを投稿していないか、確認するようにしましょう。
3. 動画の尺が長すぎる
三つ目の注意点は、動画の尺が長すぎることです。
動画の尺が長く、何を伝えたいのかわからない動画や内容は好まれません。すぐにスワイプされてしまい、いいねやコメント、シェアに繋がらないでしょう。
TikTokで好まれているのは、15秒程度の短い動画なので短くて内容の濃い動画を作るように意識しましょう。
4. 投稿頻度が低い
四つ目は、投稿頻度が低いことです。
TikTokでバズることにおいて投稿頻度が高いことは最も重要と言っても過言ではありません。
これは、単純に投稿頻度が高ければバズる可能性が高いということもありますが、もう一つ理由があります。
それは、動画を投稿しているとインサイトという欄で動画の平均いいね数や再生回数、リーチ数などをチェックすることができます。
そこから、どの動画が反応が良かったかを分析してバズる動画を作るのに役立てることができるのです。
しかし、動画の投稿頻度が低いとインサイトに必要な情報が集められず、バスる方法がわからないまま無闇に投稿し続けることになりかねません。
投稿頻度を上げて、効率よくバズりを狙えるようにしましょう。
まとめ
今回は、TikTokでバズるための方法と、バズるために知っておいた方が良いことなどを詳しく紹介しました。
バズる前に知っておいた方がいいことや注意点などがたくさんあり、全てを実践するのは大変だと思います。
今回紹介した内容を参考に、取り入れられそうなものから徐々に取り組んでみるといいでしょう。
ただし、今回紹介したものの中でも特に重要なことがTikTokは、「10代20代の若い世代のユーザーが多いこと」「トレンドがすぐに変わっていくこと」「投稿頻度を上げること」の3つです。
何度もお伝えしたように、TikTokのユーザーは若年層が大半を占めていて、トレンドが毎日のように変化していきます。
昨日バズっていた動画が今日はバズらないというケースも考えられます。そのため、常にトレンドを調査して、その時に流行っているものを動画にするように意識しましょう。
また、初めのうちは何がバズるのかわからず闇雲に投稿してしまう投稿者も多くいますが、投稿しているうちに何がバズりやすいのか、どのような内容が人気なのかわかるようになっていきます。
投稿頻度を落とさず、インサイトを常にチェックしてご自身の動画を分析するようにしましょう。
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・ユーザーは若い世代が多い
・TikTokのアルゴリズムを理解しておく